シリーズ第5回目となる今回は、医療行政分野のロールモデルとして、厚生労働省にて医系技官としてご活躍の江副聡先生をお迎えしました。江副先生は初期研修修了後に厚生労働省に入省され、その後ハーバード公衆衛生大学院・ハーバードケネディ行政大学院にて公衆衛生学および公共政策学を学ばれた後、スイス・ジュネーブの国連エイズ合同計画（UNAIDS）にて勤務されたご経験をお持ちです。国際機関へのキャリアパスや、国内医療行政に従事することの醍醐味、そして医療政策立案の舞台裏で行われている外交交渉に至るまで、実際に医療行政分野で活躍されている方ならではの視点から、様々な意見や知見を共有いただけました。普段あまり身近ではない行政の分野で精力的にご活躍される江副先生のお話を間近で伺い、参加者は医療行政へのキャリアパスの魅力を肌で感じました。