シリーズ第7回目となる今回は、ハーバード医学校の教育病院であるブリガムアンドウィメンズ病院内科研修プログラムディレクターで、内科/感染症専門医でもあるJoel Katz先生をお迎えしました。Katz先生は、グラフィックデザイナーとして活躍され、医学関係の画像作成に取りくんだことなどから医学へ興味を持ち、Johns Hopkins医学校に進まれたそうです。そして現在ディレクターをされているプログラムで内科研修/感染症内科研修を受けた後、当時のメンターの誘いを受け、研修終了翌年よりピッツバーグの教育病院で内科研修プログラムディレクターをつとめられたそうです。そしてその4年後にボストンに戻り現職につかれたそうです。

このように非常に若くして名高い病院の要職につかれたKatz先生と参加された皆さん間で、特にキャリア形成について活気ある討議が行なわれました。

Katz先生からは、これまでにお招きした多くのリーダーと同様、何よりもよきメンターを得ることが成功への鍵であると教えていただきました。また、自分が本当に情熱を感じるキャリアを選ぶこと、意志決定においては戦略的/帰結主義的に考えること、必要なときには「No」ということ、など、参加者はとても貴重なアドバイスをたくさんいただきました。