Health Sciences Leadership Program 近況報告

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第2学年のHSLP履修生22名は今年度、「Global Perspectives 2-3」という科目において、Global Healthという切り口で学んでいます。世界規模での健康レベル向上のためには、保健医療問題のルーツはどこにあるのか、解決しうるソリューションは何か、などを考えるにおいて、生命科学・医学とともに、社会科学(社会学、経済学、政治学、哲学)的視点が不可欠である・・・つまり、bio-social approachが必要になります。履修生達は、英語で学び、教え合い、議論しながら学習を進めています。
11月19日に行われたGP3 第5回セッションは、外務省国際保健政策室の外務事務官でいらっしゃる 渡部明人先生をお招きしての授業でした。セッション前半は日本のグローバルヘルス外交戦略や保健分野への投資がもたらす利益、ポスト2015開発アジェンダのうち保健関連目標に関する国際的な議論を中心に、最新の話題や講師自身のご意見を交えながら賑やかな双方向授業が行われました。後半は、タイ、インドネシア、バングラデシュの各国が数ある保健医療問題の中から何を優先して取組むべきかということを具体化するケーススタディを通して、国際保健政策への理解をさらに深めていました!



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