第40回(2017年度第7回) “Find-Your-Role-Model” Session が開催されました

第40回 “Find-Your-Role-Model” Session 2018年1月16日

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第40回のFind Your Role Model Sessionでは、東京医科歯科大学卒業生でありマイアミ大学教授の笠原典之先生をお招きしました。笠原先生はマイアミ大学で細胞生物学・病理学教授としてご活躍なさっているほか、同大学医学部シルベスター総合癌センターウイルス腫瘍学プログラム主任として研究チームを率いていらっしゃいます。
セッションでは、笠原先生のこれまでのキャリア、最近のご研究内容、またアメリカで研究者として働くメリットについて主にお話しくださいました。
セッションはアットホームな雰囲気の中行われました。最新のご研究のお話では、腫瘍内部に取り込まれて初めて腫瘍細胞の酵素により抗がん作用のある物質に変化する脳腫瘍治療薬の紹介が特に学生の関心を集めていました。現在臨床試験中のこの薬は、体内に取り込まれただけの状態では活性を示さないため副作用も少なく、かつ従来の治療薬の倍以上の治療効果を示すことから、2~3年後には臨床での活躍が期待されているそうです。一つの発見で数えきれないほどの患者を救うことができる医学研究の重要性を改めて実感しました。
先生のキャリアのお話では、アメリカでの研究生活について多くの体験談を共有してくださりました。カリフォルニア大学では複数のラボに順に所属することができ、最終的に気に入った所を選べるため視野が広がるという点と、研究室内にヒエラルキーが無く学生の意見も分け隔てなく耳を傾けてもらえるという点をメリットとして挙げられていました。
お話の後は多くの時間が質疑応答に充てられ、参加者それぞれにエールを送ってくださりました。本大学5年次でアメリカの大学院で学ぶことを決意されたという先生は、例え平坦な道でなかったとしても自ら信念を持って進路を切り開いていくことの大切さを教えてくださりました。新しい挑戦を恐れず、それでいてぶれることのない軸を持つ先生から、参加者は研究者としてのみならず多くの仲間を惹きつけるリーダーとしてのあり方も学ぶことができたのではないかと感じます。

HSLP Student Host

Flyer
日時: 2018年1月16日(火) 11:55〜12:45
場所: M&Dタワー8階南、G-Lab
ゲスト: 笠原典之本学特命教授
マイアミ大学 医学部 細胞生物学 · 病理学 教授
ウイルス腫瘍学 プログラム 主任 (兼任)
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