2014年度第6回目となる今回は、本学卒業生で現在Massachusetts General Hospitalの麻酔科レジデントでいらっしゃる前田歩先生をお迎えしました。最初に前田先生に、「途上国の現場で、直接的に貢献したい」という思いを持つに至った経緯や今までの経歴をご紹介頂き、その後参加者からの質問に一つずつ丁寧に答えていただきました。質問は、WHOでのインターンシップを行う方法とその内容、米国で臨床研修を行うタイミング、初期研修直後に渡米するメリット／デメリット、将来のキャリアプラン（いつどのような形で途上国支援を考えているか）など多岐に渡り、あっという間に時間が過ぎて行きました。同世代の先輩からの具体的で的確なアドバイスを、同様のキャリアを目指す後輩たちはみな真剣に聞き入っていました。前田先生からの情熱のこもったメッセージは皆を大いに刺激したことでしょう。今回はFOCUS courseで学ぶ医学科第5学年の2人がホストの大役をしっかりと果たしてくれました。