シリーズ第27回目となる今回（7月12日）は、現在California大学San Francisco校（UCSF）にて臨床助教でいらっしゃるGerald Hsu先生をお招き致しました。Hsu先生はDuke大学医学校のMD-PhDコースにて医学士および生化学分野の博士号を取得された後、Brigham & Women’s Hospitalにて総合内科研修、UCSFにて腫瘍内科の専門内科研修、そしてその後Brigham & Women’s Hospitalにて総合内科研修プログラムのChief Residentをされたのち、現在UCSFの教員として、同大学教育病院であるSan Francisco Veteran’s Administration Hospitalに勤めていらっしゃいます。

セッションの冒頭では自身のキャリアやBrigham & Women’s Hospital についてご紹介下さいました。そして、学生時代から現在までの経験を通して、大変参考になるご意見やご助言をくださいました。なかでも、「常に自分のcomfort zoneから出て、様々なことを経験しなさい」というメッセージが印象的でした。また、アメリカでの医学教育と、その中で自分をいかにレベルアップしていくべきかについてお話し下さいました。さらに、アメリカの医療制度の問題点とそれを改善するための行動、専門医の選び方、医師としてのタイムマネジメントについても丁寧にご説明くださいました。

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