(あいうえお順)• 大阪大学大学院工学研究科生物工学専攻バイオテクノロジー産学共創グローバル人材育成特別プログラム• 国際大学国際関係学研究科国際関係学プログラム• 筑波大学大学院生命地球科学研究群SUSTEP(Sustainability Science, Technology and Policy)プログラム• 筑波大学人間総合科学学術院人間総合科学研究群スポーツ・オリンピック学学位プログラムTIAS(Tsukuba International Academy for Sport Studies)• 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程医歯理工保健学専攻グローバルヘルスリーダー養成(Master of Public Health in Global Health)コースはじめに 本報告書は、国際競争力の高い修士課程プログラムを創出するための、開設/運営にあたる教職員を対象とした、戦略/マーケティング/運営の観点からの指南書です。根幹となる知識はビジネススクールの「戦略基礎」「マーケティング基礎」科目で学ぶ内容ですが、多くの国際修士課程プログラムの実例を使って解説しています。本報告書で提示するフレームワーク(思考の枠組み)に、是非皆さんのプログラムに関する情報を当てはめてみてください。皆さんのこれまでの取り組みや経験が体系的に整理され、プログラムの国際競争力を高めるために講じうる様々な策を着想する一助にきっとなることでしょう。 本報告書は、文部科学省補助金「大学の国際化促進フォーラム」に採択された「世界と伍する修士課程プログラム創出/運営のための課題と工夫」事業(代表大学:国立大学法人東京医科歯科大学)の一環として作成されました。同事業の目的は、「日本の修士課程が国際通用性/競争力を強化し、その本来の目的である優秀な人材を輩出し、結果として我が国が国際的なプレゼンスを高める」ことです。そしてその方法として、まず「我が国の様々な国際修士課程プログラムに、成功や失敗からの学び、獲得したノウハウ/工夫、直面した課題などを共有いただき、戦略理論/マーケティング理論等の専門家の助言を得て、集合知として知識体系を整理」しました。そのために、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程医歯理工保健学専攻グローバルヘルスリーダー養成(Master of Public Health in Global Health)コースを含め、以下の7大学10プログラムの担当教職員の皆様に、2022年度中にオンラインで経験を共有いただきました。
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