ミッション

Mission

国際的プレゼンスが失われつつある日本が、医学/医療の分野で世界を牽引し、
世界の健康レベル向上に貢献する・・・その中心的役割を果たす、
常に「世界」という広い視点で考え行動し、
複雑な世界規模の保健医療問題の解決に果敢に挑む
人材を育成することが、私達の使命です。

本学は、教育理念として以下の項目を挙げ、医科歯科連携で世界の医療・医歯学研究のグローバルスタンダードを目指しています。

1.幅広い教養と豊かな感性を備えた人間性の涵養を目指す

病める人と向き合う医療人は、患者の痛みが分かり、そして患者を取り巻く様々な状況をも理解しなければならない。それには豊かな教養と人間への深い洞察力、高い倫理観と説明能力を備えなければならない。

2.自己問題提起、自己問題解決型の創造力豊かな人材を養成する

学業あるいは研究に当たっては、何事も鵜呑みにすることなく、疑問を投げかけ、種々の情報を収集、解析し、自ら解決する能力が求められる。そうしてはじめて、独創的な研究を推進できる人材が育まれる。

3.国際感覚と国際競争力に優れる人材を養成する

研究成果が即座に世界に伝播する現代において、医療の分野でもその情報と時間の共有化がますます進んでいる。このような状況の中で、立ち後れない、むしろ最先端を行く人材の養成に努める。そのために海外教育研究拠点、海外国際学術交流協定校への派遣を積極的に推進する。

特に「国際感覚と国際競争力に優れる人材を養成する」の実現のために、本学では企画・国際交流戦略会議を中心に、国際化の推進、国際交流の推進にむけての業務を統括し、全学レベルで取り組んでいます。そして、国際感覚と国際競争力に優れる人材の養成を教育理念のもと、教育および研究における国際化をこれまでも積極的に進めており、本学の大きな特色の一つとなっています。
それを反映する事実として、本学にはキャリア構築のために積極的に海外学習機会を利用したいと考え入学する学生が増加しており、入学直後に施行しているTOEFLの平均点が、医学科では2002年の504.6点に対して2010年には527.6点と年々上昇しています。また、幼い頃の海外経験者も増加しています。そして実際に海外学習機会を利用する学生数は、2004年の4人に対して、ここ2年は32人(全学卒業者数の約12%)にのぼっています。

このように、多くの医療系大学が密集し、日本全国から優秀な学生が進学してくる東京において、本学は国際感覚と国際競争力に優れる人材の養成を教育理念に掲げ、そのための様々な取組を進め、受験生にも認知され、グローバルに活躍するというキャリアビジョンを持った学生が多く進学してきます。その本学が、日本が主要先進国として生命科学研究・国際保健/医療政策・国際協力/医療観光等医療産業分野において世界を支え牽引していくために中心的役割を担うグローバルヘルスリーダーを育成することは、本学に課せられた使命であると認識しています。

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