Global Communication Workshop

グローバルなキャリア実現にむけてのゴールセッティング

OVERVIEW

新入生を対象として毎年春に開催している、
国際保健問題事例を用いた英語模擬交渉ワークショップです。
本ワークショップを通じて、将来グローバルに活躍する際に求められる資質を
経験を通して認識し、将来を見据えたゴールセッティングを行います。

グローバルなキャリア実現に向けての第一歩!

学士課程新入生および編入生を対象とし、5~6月の土曜日の数時間を使って行われる、全て英語でのワークショップです。自由参加ですが、毎年約150名、新入生の実に半数以上が参加しています。本ワークショップは、本学が提供する他の様々なグローバル教育プログラム(スキルアップワークショップ、海外留学、リーダー養成英語選抜プログラム(Health Sciences Leadership Program、HSLP)など)と有機的に連携しており、入学生にとってはグローバルなキャリア実現に向けての貴重で重要な第1歩を踏み出す機会になります。なお、本ワークショップへの参加は、本学が提供する海外留学およびHSLP応募の必須要件です。

将来グローバルに活躍する際に求められる資質を知る

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将来医療分野においてグローバルな舞台で活躍する際には、英語運用力はもちろんのこと、それ以上に、批判的思考力、論理的思考力、交渉力、異文化理解、広い視野、そしてコミュニケーション・スキル等の資質が必須です。本ワークショップに参加される皆さんは、複雑な問題に関する英語模擬交渉へのチャレンジを通してこれら資質の必要性を認識するとともに、それぞれについての目標レベル設定(ゴールセッティング)を行い、さらにワークショップ中に用意されるハンズオン・学習セッションを通して、そのいくつかを磨き始めます。

いざ交渉へ!

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国際保健問題事例を用いた模擬交渉では、数名がそれぞれ異なる役割を担い、交渉テーブルを囲みます。自身に課せられた役割と目標ライン、そして譲歩可能範囲を明確に認識し、問題の全体像および解決すべき最も重要な点を把握し、積極的に意見表示・提案・議論を行い、全ステークホールダーの納得できる最も現実的で問題解決可能生が高く、そして効率性の高い解決策を模索します。

Move out of your comfort zone!

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非常に複雑な国際保健問題事例の交渉を、しかも英語で行うのは、もちろん容易ではありません。自身の英語運用力や思考力、コミュニケーション・スキルのレベルに落胆されるかもしれません。しかし、それでいいのです!本ワークショップの最大の目的は、英語模擬交渉に果敢にチャレンジすることにより、将来グローバルに活躍する際に求められる資質とそのレベルの高さを知り、自身の現状レベルを知り、そしてそれぞれの資質についての今後のゴールセッティングを、皆さんに行っていただくことなのです。数時間のワークショップでは、苦痛や屈辱感を味わうかもしれません。しかし、それが今後の皆さんの成長の糧になるのです。
“Move out of your comfort zone. You can only grow if you are willing to feel awkward and uncomfortable when you try something new.” — Brian Tracy —

ネットワークおよびコミュニティの形成

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本ワークショップには、リーダー養成英語選抜プログラム(HSLP)の上級生や、本学で学習している海外からの留学生が、交渉におけるステークホールダー役、そして交渉に臨む皆さんのサポーターとして参加してくれます。本学の外国人教員やグローバル教育に携わる教員も参加して指導にあたります。そして何より、将来グローバルなキャリアを目指す多くのクラスメートが参加します。目標を同じにする先輩や留学生、そしてクラスメートとで築くネットワークやコミュニティは、あなたの今後のキャリア形成にとって貴重な財産となることでしょう。是非この貴重な機会を積極的に活用しましょう!

身につくスキル

  • 思考力

    クリティンカルシンキングスキル(適切な基準や根拠に基づく、論理的で、偏りのない思考)を磨きます。

  • コミュニケーション

    議論の質を高めるために、考えを適切な言語・態度で伝え、相手を理解し、適切に行動する能力を磨きます。

  • グローバル視点

    自分の住む地域・文化・立場・価値観から脱却し、幅広い様々な視点から物事を捉える能力を養います。

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