FOCUS Course

世界トップ大学での臨床実習で輝くために

OVERVIEW

臨床留学が予定されている医学科学生を対象とした完全英語履修のプログラムで、
世界トップ大学の医学生と切磋琢磨しながら充実した有意義な臨床実習を行えるよう、
臨床スキル・患者管理スキル・コミュニケーションスキルを
徹底的に磨くことを目標とした長期特訓プログラムです。

世界トップ大学医学生と対等に学ぶために必要な資質の獲得

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具体的には、高い臨床推論能力とそれにもとづく効果的/効率的な病歴聴取と身体診察、論理的で理路整然とした口頭プレゼンテーションおよび文書プレゼンテーション、そして、積極的な診療チーム議論への参加と貢献を可能にする、スキルおよびマインドセットの獲得と洗練を徹底的に行います。毎週1日夕方120分の学習セッションに、留学前の7カ月間の長期に渡り参加することで、世界トップ大学医学生に匹敵する臨床スキル・患者管理スキル・コミュニケーションスキルを獲得します。明確な到達目標設定と、ルーブリックを用いたテーラーメイドな個別支援、学生自身による定期的振り返りと教員からのフィードバックを通して、主体的にスキルアップを図ります。

実践的な学習

学習はワークショップ形式のハンズオン学習が主体です。初期には指導教員/講師を模擬患者役としての英語での病歴聴取の特訓を行います。それをマスターしたら、次は臨床推論にもとづく効果的/効率的な病歴聴取と、得られた情報を短時間で整理した上での論理的で理路整然とした口頭プレゼンテーションを到達目標とした特訓を行います。それとともに、特訓で経験した症例に関する文書プレゼンテーションが毎回宿題として課されます。これらと平行して、高い医学知識レベルとその応用力の養成、臨床問題解決のためのエビデンス検索と臨床データの批判的吟味を可能にする能力の養成、積極的な診療チーム議論への参加と貢献を可能にするマインドセットの獲得を目的として、参加学生が実際の診療現場で担当している症例を題材にしたグループディスカッションを毎回行います。主体的に本気で取り組めば、プログラム修了時には世界トップ大学医学生に決して劣らない高い臨床スキル・患者管理スキル・コミュニケーションスキルが獲得できます!

指導体制・交流機会

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プログラムでは、米国医師免許/内科専門医資格を持つ教員、米国看護師資格を持つ教員、本学卒業生で在学時ハーバード医学校での臨床実習留学参加経験のある教員、その他医療系専門職資格/経験を持つ外国人講師が指導にあたります。また、海外臨床実習に参加した上級生からの指導/支援、海外トップ大学から招聘する教員からの直接指導機会、さらに、海外から本学での臨床実習に参加する留学生との交流機会も用意されます。

身につくスキル

  • 思考力

    クリティンカルシンキングスキル(適切な基準や根拠に基づく、論理的で、偏りのない思考)を磨きます。

  • コミュニケーション

    議論の質を高めるために、考えを適切な言語・態度で伝え、相手を理解し、適切に行動する能力を磨きます。

  • クリニカルスキル

    海外での臨床実習にむけて、臨床現場で求められるタスクを英語で行えるよう特訓します。