2025 Global Communication Workshop (GCW)が開催されました


GCWは2013年度から毎年6月に4回開催されています。この模擬交渉ワークショップは、学部1年生が学習の初期段階で英語でのコミュニケーション能力を測り、具体的な学習目標を立てる機会を提供することを目的に企画されました。

交渉は簡単なスキルではなく、特に第二言語を話す場合はなおさら難しいものです。
本ワークショップでは、ナイジェリア北部において、市民主導で行われたポリオワクチンボイコットを題材に取り上げ、参加者は世界保健機関(WHO)、米国疾病予防管理センター(CDC)、国境なき医師団(MSF)、ナイジェリア保健省、カノ州政府、
そして地域コミュニティ組織のリーダーという6つのステークホルダーのいずれかの役割を演じました。

今年は、本学から医歯学系および理工学系の学士課程学生、関東近郊の5つの高校からの高校生、さらに湯島キャンパスから選抜された外国人留学生が参加しました。参加者たちにとって、第二言語での交渉は、非常に勇気がいる挑戦だったと思いますが、それぞれの立場を伝え合い、ワクチン接種プログラムの再開について、どうすれば円満な合意に至れるか、懸命に努力しました。

今回の経験をきっかけに、参加してくれた学生たちが、今後も大学の様々なイベントに引き続き積極的に参加し、コミュニケーション能力の向上に努めてくれることを願っています。

  • HOME
  • 活動報告
  • 2025 Global Communication Workshop (GCW)が開催されました
ページトップ