第5回 “Find-Your-Role-Model” session が開催されました
第5回 “Find-Your-Role-Model” session 2014年7月28日
シリーズ第12回目となる今回(7月28日)は本学卒業生で現在国際労働機関 (International Labour Organization: ILO)でご活躍されていらっしゃる川上剛先生をお迎えしました。
川上先生は本学医学科、大学院を卒業後に産業医学総合研究所、労働科学研究所の勤務を経て2000年よりILOに勤務 (2011年までバンコク、その後はジュネーブ本部)されていらっしゃいます。最初に川上先生からILOでの仕事をご紹介頂いた後は、参加者から次々と出される質問に1つずつ丁寧に答えて下さいました。質問は国際機関で働くためには、というキャリアの質問から、現代における低中所得国の労働問題や多国籍企業の倫理といった、グローバル化した現代における様々な問題にILOがどう応えるべきかという、国際機関の役割を問う質問まで多岐に渡り、あっという間に時間が過ぎて行きました。
今回は学外からの参加者やILOに関わる方からも質問・コメントを頂き、大変充実したセッションとなりました。国際機関でのキャリアを築いていく為に大事な一つの要素は、自分の熱意を相手に伝え続けることだ、という川上先生の情熱が込められたメッセージは、多くの参加者の皆さんの心に刻まれました。今回もHSLPで学ぶ本学医学科・歯学科第2学年の2人が司会を務めましたが、しっかりと大役を果たしてくれました。
日時: | 2014年7月28日(月) 18:00~19:00 |
場所: | M&Dタワー8階南 グローバルキャリア支援室G-Lab |
ゲスト: | 川上 剛 先生 労働行政・監督・安全衛生部上級専門家 国際労働機関(International Labour Organization) |