第48回(2018年度第7回) “Find-Your-Role-Model” Session が開催されました
2018年度第7回目(通算第48回目)となる今回のFind Your Role Model Sessionでは、理化学研究所生命医科学研究センターでゲノム免疫生物学理研白眉研究チームのチームリーダーとしてご活躍されているNicholas Parrish先生をゲストとしてお招きしました。
Parrish先生は米国Pennsylvania大学にて分子生物学のMD-PhDを取得された後、2014年には京都大学でポスドク研究員として内在性ウイルス様配列とpiRNAsと呼ばれるスモールRNAの研究に従事され、2015年に米国に戻りVanderbilt大学の一般外科でレジデントを始めたのちに2018年に再度来日し、piRNAsとそのウイルス感染における働きの研究を続行されている、異色の経歴をお持ちです。
セッションでは、研究を行ううえでの日米の違い、米国でのレジデントとしての経験が研究にどのように活かされているのかについて焦点が当てられました。
日米の研究環境の大きな違いとして米国では研究費が多い、多くの分野で最先端の研究が行われている、と挙げられることが多いですが、Parrish先生は日本で自らが興味をもった研究に携わるために来日されたこと、恵まれた環境の中で研究を行うことができていること、さらにはご自身にとって大切なRole-Modelに自らが出会うことができたと話してくださいました。
また、研究一筋で過ごされている中、米国でレジデントとしての経験を積んだことで肝臓移植や肝胆手術に興味を抱かれ、肝臓移植の原因となるウイルスの研究を続行していることや、免疫応答に打ち勝つ肝臓移植が行えるように貢献したいという大きな目標を語ってくださいました。
セッションではParrish先生と参加者との間でとてもカジュアルな雰囲気の中質問や意見交換が行われ、先生のとても優しくひかえめなお人柄を感じられたとともに、先生ご自身のRole-Modelやご自身が大切にしていることを教えてくださり、私たちもそれぞれのキャリアプランについて考えるとても良い機会になったと思います。
Parrish先生は米国Pennsylvania大学にて分子生物学のMD-PhDを取得された後、2014年には京都大学でポスドク研究員として内在性ウイルス様配列とpiRNAsと呼ばれるスモールRNAの研究に従事され、2015年に米国に戻りVanderbilt大学の一般外科でレジデントを始めたのちに2018年に再度来日し、piRNAsとそのウイルス感染における働きの研究を続行されている、異色の経歴をお持ちです。
セッションでは、研究を行ううえでの日米の違い、米国でのレジデントとしての経験が研究にどのように活かされているのかについて焦点が当てられました。
日米の研究環境の大きな違いとして米国では研究費が多い、多くの分野で最先端の研究が行われている、と挙げられることが多いですが、Parrish先生は日本で自らが興味をもった研究に携わるために来日されたこと、恵まれた環境の中で研究を行うことができていること、さらにはご自身にとって大切なRole-Modelに自らが出会うことができたと話してくださいました。
また、研究一筋で過ごされている中、米国でレジデントとしての経験を積んだことで肝臓移植や肝胆手術に興味を抱かれ、肝臓移植の原因となるウイルスの研究を続行していることや、免疫応答に打ち勝つ肝臓移植が行えるように貢献したいという大きな目標を語ってくださいました。
セッションではParrish先生と参加者との間でとてもカジュアルな雰囲気の中質問や意見交換が行われ、先生のとても優しくひかえめなお人柄を感じられたとともに、先生ご自身のRole-Modelやご自身が大切にしていることを教えてくださり、私たちもそれぞれのキャリアプランについて考えるとても良い機会になったと思います。
日時: | 2019年1月22日(火) 11:55~12:40 |
場所: | M&Dタワー8階南、G-Lab |
ゲスト: | Nicholas Parrish先生 理化学研究所生命医科学研究センター |