第83回(2026年度第2回)“Find-Your-Role-Model” Sessionが開催されました
2026年度第2回目のFYRMは、7月16日にカナダのアルバータ大学内分泌代謝内科准教授でいらっしゃる館野透先生をお招きして、対面で開催されました。
館野先生は本学、当時の東京医科歯科大学医学部医学科のご出身で、国内の初期・後期研修で臨床の研鑽を積まれた後、本学大学院分子内分泌代謝学分野にて博士号を取得されました。その後拠点をカナダに移され、トロント大学での研究・臨床フェローを経て、2017年にアルバータ大学のアシスタントプロフェッサーとしてご着任になり、現在は同大学医学部の准教授及び下垂体専門クリニックのメディカルディレクターを務めていらっしゃいます。
今回のセッションでは、先生のこれまでのご経歴やそれぞれの節目におけるご決断の背景、現在のご研究内容、海外留学を志す若手医療者へのアドバイスを中心に、参加者からの質問を交えながらトークショー形式で行われました。本学医学部をご卒業後、附属病院で研修を積み、本学の医局に入るという、いわば王道のキャリアからカナダに拠点を移された理由や、カナダでの就職活動の裏話や実際の診療の様子、英語の具体的な勉強方法に至るまで幅広くお話いただきました。
お話の中で、海外でのキャリアを選択された理由として、「学生時代から慣れ親しんでいる医科歯科での生活は自分にとってあまりに居心地がよかったため、あえて外の世界に飛び込み自分の成長に期待した」とおっしゃっていたことが非常に印象的でした。また海外でキャリアを築くうえで、情報収集や自分からの発信の準備をしっかりすること、またそれだけでなく自分がコントロールできる要素とできない要素を考え、柔軟に目標を設定することが大事であるとアドバイスをいただきました。今回は海外留学や海外でのキャリアに関心がある参加者が多かったため、館野先生のお話は今後のキャリアを考えるうえでのヒントとなると思われます。
今年度第2回目のFYRMは、館野先生が本学のご出身ということで学生時代の部活のエビソードなども伺うことができ、和やかな雰囲気で行われました。質疑応答も盛んにおこなわれ、セッション終了後も質問にお答えいただくなど、非常に有意義な時間となりました。お忙しい中お越しいただき沢山の質問に丁寧にお答えくださった館野先生、そして積極的に参加してくださった参加者のみなさまに心より感謝申し上げます。
文責:HSLP学生ホスト

