第79回(2025年度第2回)“Find-Your-Role-Model” Session 開催のお知らせ - 大西由香先生

Science Tokyoでは、基礎医歯学/臨床医歯学/医療政策/医療産業など様々な分野において、グローバルな舞台で活躍する卒業生やリーダーの方々と在学中の皆さんとの交流イベント「”Find-Your-Role-Model” Session」を、シリーズとして企画実施しています。将来のグローバルリーダーを目指す皆さんが、皆さんの先輩やリーダー達との交流(形式ばらず、皆が遠慮なく発言できる、トークショー形式)を通して、刺激を受け、そして自らのよきロールモデルを得て、今後のキャリア形成に活かしていただくことを目的としたものです。
今回は、UNICEF レソト事務所で、コミュニティヘルス(地域保健)や母子保健プログラムを運営し、レソト保健省や諸国際連合機関と連携しながら保健システムの強化に寄与されている、本学保健衛生学科看護学専攻ご出身の大西由香先生をゲストとしてお招きします。
大西先生は2011年に本学をご卒業、6年間正看護師として勤務された後、JICA短期青年海外協力隊の公衆衛生隊員として台風ヨランダの被害を受けたフィリピンで5S活動の導入および普及を推進されました。その後、2016年にKing’s College Londonで子どもの健康と発達、子どもの権利の修士課程を修了され、2018年から4年間国際NGO ADRA Japanにてネパールでの小児保健事業や新型コロナウイルス緊急支援事業の事業管理を中心に、西日本豪雨緊急支援事業、ジンバブエにおける教育事業、エチオピアにおける水衛生事業等の事業運営や事業評価支援に貢献なさった後、2022年からはUNICEFでインドネシアやレソトの母子保健や予防接種事業等、地域保健システムの強化に携わっていらっしゃいます。
キャリアビジョンとこれまでのご経歴について
・ご自身の抱く医療の未来像(ビジョン)や使命(ミッション)、それらを抱くようになった背景/きっかけ、ご自身のロールモデル、これまでの苦難/失敗の向き合い方、海外で働くこと、その中でもレソト事務所で働くことを選んだきっかけ
現在/今後のご活動内容
・現在取り組まれている事業について、日本と他国の医療の比較、現在直面している課題、UNICEFで働いていてやりがいを感じる瞬間
学生/若手医療人に向けたアドバイス
・海外で働く上で必要なスキル/マインドセット/海外で働くことを目指す上で大切なこと、キャリア選択において意識しておくべきこと、学生や若手医療人が今やっておくべきこと
日時
2025年6月17日 (火) 19:00~20:00開催方法
ZOOMミーティングゲスト
大西由香先生UNICEF レソト事務所 保健担当官
対象者
- 東京科学大学(Science Tokyo)の学生は、課程・学科・専攻・学年を問わず、どなたでも参加いただけます
- 医員・教員・職員の方も大歓迎です
セッションの形式
- ゲストによるキャリアおよび現在の活動の説明の後に、トークショー形式で意見交換を行います。
- 使用言語:日本語(要望に応じて英語でも対応)
- 参加される皆さんからの質問は「Slido」というQ&Aプラットフォームで受け付けます。
参加方法
- ZOOMでの参加を希望される方は、2025年6月17日 (火) 17時までに以下のURLから参加登録を行ってください。
https://zoom.us/meeting/register/XmsGohMxTZqyTjRNEzMj9w