本学では、基礎医歯学/臨床医歯学/医療政策/医療産業など様々な分野において、グローバルな舞台で活躍する本学卒業生やリーダーの方々と在学中の皆さんとの交流イベント「”Find-Your-Role-Model” Session」を、シリーズとして企画実施しています。将来のグローバルリーダーを目指す皆さんが、皆さんの先輩やリーダー達との交流（形式ばらず、皆が遠慮なく発言できる、座談会形式）を通して、刺激を受け、そして自らのよきロールモデルを得て、今後のキャリア形成に活かしていただくことを目的としたものです。

今回は、徳島大学大学院の保坂啓一教授をお招きします。保坂先生は本学歯学部歯学科を卒業されたのち、米国ジョージア医科大学でのご研究を経て、本学で歯学博士を取得されました。その後本学歯学部附属病院むし歯外来医員としてご研鑽を積んだのち、本学大学院う蝕制御学分野の助教として、研究・臨床・教育活動に携わられ、また本学における国際事業にもご尽力されました。今年度からは徳島大学大学院再生歯科治療学分野の教授に就任されています。健全な歯質を残しながら、審美・機能再生を行う、低侵襲接着歯科保存治療がご専門で、長年に渡り歯質用接着材の接着耐久性に関するご研究に従事されています。

本セッションは座談会形式で、以下の点を中心に議論していきます。

トピックス

• ご自身のキャリアビジョン：現在のキャリアを志した経緯、今後のビジョンなど
• ご研究内容：歯質接着技法を用いた機能・審美再生歯科治療、今まで行われてきたご研究及び現在のご研究について
• 教授としてどのようにキャリアを築いていくか：大学教授の仕事内容、教授職への道のりで得たこと、研究室や学会における活動について
• 学生に向けたアドバイス：研究者および大学教授を志すにあたって学生時代に準備しておくべきこと、アカデミックキャリアを志す学生に向けたアドバイス