これまでの取り組み

Global Education Initiatives at Science Tokyo and Output

本学は、「国際感覚と国際競争力に優れる人材の養成」を教育理念の1つに添え、
語学力・思考力・コミュニケーションスキルアップを目的とした必修科目や
様々な自由選択学習機会を提供し、実践的な研究実習や臨床実習を目的として
世界のトップ大学に留学できる機会を提供してきました。

ハーバード大学医学部(アメリカ合衆国)

2002年度にHMI(ハーバード・メディカル・インターナショナル、2008年よりPHMI(パートナーズ・ハーバード・メディカル・インターナショナル)、2012年よりPIMS(パートナーズ・インターナショナル・メディカル・サービス))との医学教育提携契約を締結し、ハーバード大学医学部での教員研修を実施し、2002~2012年の11年間で本学教員延べ130名が参加した。また、同提携に基づき本学医学科生は臨床実習の単位取得の一環で、ハーバード大学医学部関連病院での臨床実習機会が与えられており、毎年8名程度で2004~2019年度に合計112名が派遣された。2020年のコロナ禍以降、派遣中断中。

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インペリアルカレッジ(英国)

2003年度に英国インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)と医学部間で学術及び学生交流協定を締結して以降、これまで両大学間では活発な学生交流が継続的に行われている。本学からICLへの派遣については、2023年度まで、プロジェクトセメスターの一環として同大学研究室における約5カ月間の研究留学機会が与えられ、自由研究科目の単位取得ができるプログラムを実施しており、2005~2023年度の間に合計76名(毎年4~5名)が派遣された。なお、同プログラムではICLからも毎年学生が本学を訪れ、研究実習を行っている。
2024年度からは、研究実習の枠を超え体系的なサイエンスの素養を学ぶ機会の提供を目指し、ICL医学部が提供するIntercalated Bachelor of Science(iBSc)プログラムへの学生派遣を開始しており、本プログラムでは本学学生はICLに正規学生として9ヶ月滞在し、理学士学位取得を目指す。2024年度は3名の学生を派遣した。

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ヴァンダービルト大学 (アメリカ合衆国)

2017年に本学教員とヴァンダービルト大学教員との交友より学生派遣が開始されて以降、2020年にヴァンダービルト大学と学術交流協定を、2022年度に臨床実習の学生派遣に係る同意書を締結し、本学医学科生は臨床実習の単位取得の一環で、ヴァンダービルト大学医学部関連病院での実習機会が与えられている。2017~2024年度の間に合計18名(毎年4~6名程度)が派遣されている。

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オーストラリア国立大学 (オーストラリア)

2014年度にオーストラリア国立大学(ANU)と医学部間で学生交流協定を締結し、本学医学科生は臨床実習の単位取得の一環でANU医学部関連病院での実習機会が与えられている。2014~2024年度の間に合計32名(毎年4名程度)が派遣されている。

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ヨーテボリ大学 (スウェーデン)

2016年度にヨーテボリ大学と歯学部間で学術交流協定(学生交流含む)を締結し、本学歯学科生は臨床見学を含む短期留学機会が与えられている。2016~2024年度の間に合計11名(毎年2~4名程度)が派遣されている。口腔保健学科でも2016~2024年度の間に合計 5名が派遣され、北欧の歯科医療や教育を見学・経験する貴重な機会となっている。

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メルボルン大学 (オーストラリア)

1994年度にメルボルン大学と歯学部間で学術交流協定を締結し、本学歯学科生は臨床見学を含む短期留学機会が与えられている。
2002~2024年度の間に合計9名が派遣されている。

キングス・カレッジ・ロンドン (英国)

2008年度にキングスカレッジロンドンと歯学部間で学術及び学生交流協定を締結し、本学歯学科生は臨床見学を含む短期留学機会が与えられている。2008~2024年度の間に合計12名が派遣されている。
さらに、歯学部生対象の、数年に渡って展開されているオンラインコース(International Course for Clinical Dentistry)にキングスカレッジロンドンの学生も参加している。

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ワシントン大学 (アメリカ合衆国)

2008年度にワシントン大学と医学部間で学術交流協定を締結し、本学保健衛生学科生は臨床見学を含む短期留学機会が与えられている。
2016~2024年度の間に合計39名(毎年5名程度)が派遣されている。

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チュラロンコーン大学(タイ)

1991年よりタイのチュラーロンコーン大学と学術交流協定を結んでいるが、両機関間における教育および研究に関する更なる連携を強める目的で、2010年にチュラーロンコーン大学-医科歯科大学研究教育協力センター(CU-TMDUセンター)を設立された。本学医学科生は同センター研究室における研究留学(2024年度までに21名派遣)や、同大学医学部関連病院での短期臨床留学(2024年度までに16名派遣)の機会が与えられている。歯学科においても臨床見学を含む短期留学機会が与えられ、2024年度までに歯学科生50名が派遣された。
保健衛生学科検査技術学専攻の学生には、短期海外研修の機会が与えられ、2024年度までに30名が派遣された。

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ガーナ大学野口記念医学研究所(ガーナ)

2009年にガーナ大学野口記念医学研究所との教育・研究交流を目的とした共同研究センター、ガーナ大学野口記念医学研究所-東京医科歯科大学共同研究センターが設立された。本学医学科生は同センター研究室における研究留学機会が与えられ、2024年度までに29名が派遣された。

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その他大学

その他に、本学では各学科にて様々な海外実習・研修の機会が与えられており、2024年までに計1,402名が海外留学を経験している。
医学科:研究留学、短期臨床留学(渡航先:タイ・マヒドン大学、チェンマイ大学、プリンセススリーサワーンカワット医学部、チュラボーンロイヤルアカデミー、韓国・ソウル大学、延世大学、台湾・国立台湾大学、台湾国防医学院、アメリカ・ネバダ大学リノ校、チリ・チリ大学等)
保健衛生学科:短期海外研修(渡航先:ラオス保健科学大学、台北医学大学、ガーナ大学等)
歯学科:研究実習、短期研修(渡航先:インドネシア大学、アメリカ・ノースカロライナ大学、タフツ大学、ベトナム・ホーチミン医科薬科大学、イギリス・ロンドン大学クイーンメアリー、カナダ・トロント大学、タイ・シーナカリンウィロート大学等)
口腔保健学科工学専攻:グローバル口腔保健工学実習(渡航先:台湾・台北医学大学等)
口腔保健衛生学専攻:短期海外研修(渡航先:タイ・マヒドン大学、台湾・台北医学大学、高雄医学大学等)

海外研修奨励制度

全学を対象とし、大学の費用負担で成績優秀者の学術交流協定校等への短期留学機会を奨励する制度(海外研修奨励制度)を設立し、
2002~2024年度に学部学生合計185名が派遣された。

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